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品質マネジメントシステム審査員は、新規取得もしくは資格を保有している企業や組織などからの依頼に対して、マネジメントシステムが適切に運用されているかチェックするのが仕事です。ISO9001(品質マネジメントシステム)は、ISO規格の中でも多くの企業や組織が取得しています。ここでは、ISO9001の審査員になるにはどうしたらいいのかを紹介しています。
品質マネジメントシステム審査員の資格取得には、審査員登録機関に審査員登録する必要があり、その審査員登録では実務経験や審査員研修コースの合格修了などいくつかの要件があります。品質マネジメントシステム審査員になるための条件は以下です。(JRCAの審査員補の登録要件)
品質マネジメントシステム審査員は、新規取得もしくは資格を保有している企業や組織などからの依頼に対して、マネジメントシステムが適切に運用されているかチェックする専門家です。そのため、品質マネジメントシステム審査員はISO9001の規格要求を理解していることが必須で、適切な活動ができているか判断できるだけでなく、その業界の知識や経験も必要となります。
ISO審査員になるためには、各規格に応じて特定の条件が求められますが、共通して必要なのは関連業界や分野での専門知識と一定の業務経験です。以下では、ISO審査員になるまでの道のりと未経験からでもISO審査員として挑戦できる企業を紹介をしているので、参考にご覧ください。
ISO9001の資格を取得したからといっても、すぐには審査員として活動することはできません。いくつかのステップを経て審査員として活動、報酬が得られるようになります。ISO審査員といってもグレードがあり、JRCAの場合、最初は「審査員補」として審査に参加します。ISO審査員捕として審査経験を重ねていくことで、審査員補から審査員、主任審査員へと昇格を目指すことができます。
ここでは、現在ISO9001の審査員として活躍しているかたに、前職をはじめ、このお仕事を目指したきっかけについてお伺いしました。ぜひ参考にご覧ください。
大学院卒業後に総合電機メーカーに入社し、ものづくり生産現場にてレンズ、デバイス、モジュール関係の製品を中心に生産管理、生産技術に従事してきました。数多くのQCDES改善活動やプロジェクト推進の経験があります。
残りの人生を考えたとき、今までの経験をもっと多方面に生かしてビジネス貢献及び社会貢献を実現していきたい、そして人生の生きた証を残したいと思ったからです。その想いを持って転職活動をしていたところ、BSIの審査員の仕事を紹介いただき、縁があり入社することができました。
審査員としての専門的なスキル以外にも業界や法令規制に関する知見が増え、お客様とのコミュニケーションで必要となる傾聴、コーチング技術などが身についてきたと思います。
「審査員の仕事は、サービス業であることを忘れないように。」とベテラン審査員の方から言われたことを鮮明に記憶しています。いかにお客様に寄り添って付加価値を提供できるか。これが審査員の腕の見せ所ということを教わりました。
「自身が審査員として成長するにはどうしたらいいか」、「お客様が成長するにはどうしたらいいか」そして「会社・組織が成長するにはどうしたらいいか」、この3つをバランスよく意識するようにしています。そうすることで全体を見渡せる一味違った審査員になれるのではと思っています。
創業120年の歴史と実績を持つ国家規格協会「BSI」の日本法人である「BSIグループジャパン株式会社」(以下BSIジャパン)マネジメントシステム審査登録、医療機器認証サービス、ISO規格を中心とした研修・トレーニングなど幅広いサービスを提供しています。
BSIジャパンの社員は全員中途で、20から60代と幅広い年齢の方がこれまでのキャリアを活かして活躍しています。ISO審査員の資格がなくても、関連業界・関連分野での専門知識・一定期間の業務経験があれば、入社後の審査員を目指すことが可能。そのサポート体制も充実しています。