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医療機器産業における製品・サービスに特化した品質マネジメントシステム「ISO 13485」。ここでは、IRCAの場合のISO13485の審査員になるにはどうしたらいいのかを紹介しています。
大学卒業又は同等の学歴が必要で、大学では工学、理工学、生物学、化学、農学などの医療機器産業関連の専攻が求められます。法令の順守が優先されている規格であることからも薬機法認証業務に関連する法規制等に対する知識も必要です。
ISO13485審査員に必要な条件は、医療機器業界での開発・製造・販売に携わった実務経験が必須です。また、IRCAが認定する研修を受講・合格修了している必要があります。
ISO13485の審査員になるには、関連する機関での実務経験の他、審査員研修コースなどの合格修了が必要になります。研修は多数の機関でおこなわれており、ISO13485の本質的理解を深め、リスク評価や有効性評価などの実務的な演習、監査にどのように適用させるのか、監査の進め方の手順など、医療機器産業に特化した監査技法を習得していきます。
ISO審査員になるためには、各規格に応じて特定の条件が求められますが、共通して必要なのは関連業界や分野での専門知識と一定の業務経験です。以下では、ISO審査員になるまでの道のりと未経験からでもISO審査員として挑戦できる企業を紹介をしているので、参考にご覧ください。
ISO13485の資格を取得後、いくつかのステップを経て審査員として活動、報酬が得られるようになります。IRCAの場合、最初は「准審査員」として審査に参加します。ISO准審査員として審査経験を重ねていくことで、准審査員から審査員、主任審査員へと昇格を目指すことができます。
責任者や経営者だけでなく、現場のスタッフなど、各関係者からのヒアリングが必要になることもあるため、コミュニケーション能力は必須です。また、伝えられる力も問われます。
審査は主任審査員を中心に、各審査員メンバーが割り振られた箇所を調べておこなわれます。本社だけでなく工場など、多数の拠点を回る事もあるため、効率的な業務管理が求められます。
対応する審査のほとんどが国内規制となりますが、英語の読み書き及び会話能力があると困りません。また、アメリカやヨーロッパなど海外への海外出張の機会がまったくないわけではないので、英会話が必須になる場合もあります。
ここでは、現在ISO9001の審査員として活躍しているかたに、前職をはじめ、このお仕事を目指したきっかけについてお伺いしました。ぜひ参考にご覧ください。
大学院卒業後、化学メーカー研究開発部門における機器分析業務、原薬メーカーにおける大量生産プロセスの設計業務、体外診断用医薬品メーカーにおける品質管理と各国薬事申請業務、内視鏡メーカーの品質保証部門において購買先様の評価選定、購買先における製造プロセス立ち上げ及び日々の品質管理全般に携わっていました。
メーカー時代にISO 13485/ISO 9001の認証審査に応対する立場として、断片的に第三者認証機関の業務内容を知る機会に立ち会っており、キャリアの終着点としてなんとなく意識するようになっていました。また日々の実務を通しては、品質マネジメントシステム(QMS)の設計と運用が組織における業務負荷を左右することも痛感し、規格要求事項をより深く理解し、その認証プロセスを担う立場で業界全体における課題解決に貢献したいという想いで、入社をチャレンジしました。
医療機器/体外診断用医薬品の国内メーカー様を中心とした、ISO 13485/ ISO 9001認証を取得されている既存のお客様、新規に同認証を取得されるお客様のQMS認証審査を担当しています。専門性の観点で、例えば医薬品メーカー様に対してISO 9001認証審査を担当する場合もあります。
引用元:BSIグループジャパン株式会社公式HP
https://www.bsigroup.com/ja-JP/about-bsi/careers/
創業120年の歴史と実績を持つ国家規格協会「BSI」の日本法人である「BSIグループジャパン株式会社」(以下BSIジャパン)マネジメントシステム審査登録、医療機器認証サービス、ISO規格を中心とした研修・トレーニングなど幅広いサービスを提供しています。
BSIジャパンの社員は全員中途で、20から60代と幅広い年齢の方がこれまでのキャリアを活かして活躍しています。ISO審査員の資格がなくても、関連業界・関連分野での専門知識・一定期間の業務経験があれば、入社後の審査員を目指すことが可能。そのサポート体制も充実しています。