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設計や製造などで身につけた専門知識や業界知識を基に、セカンドキャリアとして選ばれることも多いISO審査員。ここでは、ISO審査員の仕事内容や待遇について紹介しています。
ISO審査員とは、企業や組織で取り扱っている商品やサービスの品質が、ISO(International Organization for Standardization)の要求事項をクリアしているかどうかを監査・評価する専門家のことをいいます。
ISOとは国際標準化機構が開発・管理するマネジメントシステムの規格の事であり、製品やサービスの品質を守るための枠組みを提供しています。適切に監査・評価がおこなわれることで、製品やサービスの品質が保たれ、エンドユーザーである消費者や利用者が安心して利用できるようになりますので、ISO審査員の役割は重要です。
ISO審査員は、審査のスケジュールを立て、審査の範囲と目的を設定します。これには、必要な文書や記録のレビューが含まれます。その後、現地審査を実施し、文書の確認、従業員へのインタビュー、プロセスの観察などを通じて、組織の手順が適切に実行されているかを評価します。
審査の結果を基に、詳細な報告書を作成します。報告書には、不適合事項、観察事項、推奨事項などが含まれます。組織に対するフィードバックを提供し、改善のための具体的な提案を行います。
現地に赴いて調べる必要があるため、営業所や支店、工場など各地を回って審査を行います。移動が多く、出張になることも珍しくなく、審査では1企業で約1~2週間かかることもあります。
あちこち飛び回っての活動になる為、ある程度アクティブに動ける体力が必要。また、飛行機や新幹線、電車、地下鉄、バス、宿泊施設と効率的に使い、スムーズに対応できるスケジュール管理も必要です。
ISO審査員になるためには、基本的なISO規格の知識を習得し、研修や認定試験で監査技術を身につけ、IRCAやIATCAなどの資格を取得する必要があります。そして、資格取得後にはれてISO審査員として活動することができます。
ISO審査員には審査員補から始まる審査メンバー、そしてまとめ役の審査リーダーとあり、現場で実務経験を積み、より難しい資格を取得することでキャリアアップのチャンスが広がります。
ISO審査員のキャリアは、専門知識の深化と実務経験の積み重ねにより、多様な方向に展開する可能性があります。
当メディアでは、未経験からでもISO審査員になる方法を紹介しているので、これまので経験を活かした転職先候補を探している方は、ぜひ参考にご覧ください。
創業120年の歴史と実績を持つ国家規格協会「BSI」の日本法人である「BSIグループジャパン株式会社」(以下BSIジャパン)マネジメントシステム審査登録、医療機器認証サービス、ISO規格を中心とした研修・トレーニングなど幅広いサービスを提供しています。
BSIジャパンの社員は全員中途で、20から60代と幅広い年齢の方がこれまでのキャリアを活かして活躍しています。ISO審査員の資格がなくても、関連業界・関連分野での専門知識・一定期間の業務経験があれば、入社後の審査員を目指すことが可能。そのサポート体制も充実しています。