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航空関連会社のエンジニアからISO審査員にキャリアチェンジ

※このサイトはBSIグループジャパン株式会社をスポンサーとして、Zenken株式会社が運営しています。

航空関連会社のエンジニアとしての勤務経験を活かし、ISO審査員として「AS 9100/9110/9120(航空宇宙)」「IATF 16949(自動車)」「ISO 9001(品質)」の審査を担当、活躍している方にインタビュー。ここでは、エンジニアからISO審査員にキャリアチェンジをした経緯や現在の業務内容、ISO審査員という仕事のやりがいについてお話しをお伺いしました。

目次
エンジニアから転職したISO審査員

自動車・航空機セクター部 プロダクトマネージャー
2017年入社

航空業界のエンジニアから審査員へ

航空関連会社でのエンジニア経験を経てBSIに入社。自動車および航空機セクターでの品質マネジメント審査を担当し、AS 9100、IATF 16949、ISO 9001などの国際規格に基づく審査を日々行っている。

―航空関連会社のエンジニアから、ISOの審査員にキャリアチェンジしたきっかけについて教えてください

度重なる不具合から品質について考えるように…

航空関連会社でエンジニアとして勤務していた頃は、業務で最新鋭機を取り扱っていたことからも、多数の初期不具合の対応に追われることが多く、運航停止といった事態に直面したこともありました。

製品やサービスの品質向上を目指し、関連する航空機メーカーやTier1メーカーと連携して業務にあたっていましたが、解決してもまた別の不具合がでるなど、際限なく繰り返される日々終わりの見えない作業から製品の品質について考えるようになりました。

会社全体の仕組みから変えていく必要がある

社内でも「品質を上げるには一つ一つの部品の質を上げていくしかないのでは」など、製品の品質についての議論が活発におこなわれており、それに対して「ではどうすれば品質を上げる事ができるのか?」と漠然と疑問に思うように。 そして、一つ一つの不具合に対しては個別対応でやっていくしかないけれども、減らすには「会社全体の仕組みを変えていくしかないのでは?」という自分なりの結論にたどり着きました。会社全体の仕組みを変えることが、製造している製品の品質も変えるためのアプローチになり、ひいては航空産業全体の質を上げていくことに繋がっていくのではないかと考えるようになりました。 そんな中、製品やサービスの品質を向上させる会社の仕組みを審査する審査員という存在を知り、ご縁がありBSIに入社するに至りました。

―現在、どのような審査員業務に携わっていますか?

航空宇宙・自動車・品質の審査を担当

現在は、自動車・航空機セクターの審査員として、AS 9100/9110/9120(航空宇宙)とIATF 16949(自動車)とISO 9001(品質)の審査業務をしています。

その他、展示会やエアショーなどにも参加しています。担当営業と同行し、BSIが提供しているサービスや審査についてのプロモーション活動をおこなっています。

さらに品質マネジメント審査だけでなく、これからの世の中で必須となる温室効果ガスの算定ルール(ISO 14064-1など)の審査員資格も取得し、新たな分野への挑戦も行っていく予定です。BSIではこのような様々なチャレンジを後押しする土壌があり、BSIの魅力の一つだと思います。

―ISO審査員としての働き方について教えてください

在宅勤務で、時間を有効に使える働き方

基本的に在宅勤務がメインになるので、オフィスへの出社は必要がある時だけです。審査がない時は審査準備などの作業は、在宅で行うことができるので、時間を有効的に使えてますね。ただ、オフィスは綺麗でおいしいコーヒーが飲めるコーヒーサーバーが設置されていて、環境も充実しているので、気分転換も兼ねてオフィスで作業する事も少なくありません。

―ISO審査員という仕事の魅力は何でしょうか?

自分の知識の幅が広がる、日本全国の企業や土地を知れる

仕事上、全国から依頼があるので各地を訪問し審査。そのため、審査を通じてより広い世界・より多くの会社様を知ることができます。訪問する会社もさまざまなので、審査を通じてより広い世界を知ることができ、自分の幅を広げ興味を深められるといった楽しみもあります。 ご当地グルメを楽しめるなど、ちょっとした旅行気分も味わえます

また、BSIで所属している部署は少数精鋭で活動していることからもコミュニケーションが取りやすく、相談しやすい雰囲気です。何か取り組んでみたい事があると、その機会を与えてもらえることが多いです。

ISO審査員

ASやIATFの活動を広げていけるような仕事に携わることができる

そのおかげで、航空関連会社の出身ですが、AS 9100(航空宇宙)だけでなく、IATF 16949(自動車)の審査員資格も取得する機会を得て、より多くの審査活動に従事できるようになりました。日本におけるASやIATFの活動を広げていけるような仕事に携わることができ、大変やりがいを感じています。

また、入社した時「日本でAS 9110(整備向け)の初の認証をする!」という目標を立てて活動を任せてもらえ、日本初認証を達成したときは感無量でした。

―ISO審査員として、活躍するまでに大変だったことは何でしょうか?

審査員の資格を取得するまでが大変だけど達成感がある

審査員資格を取得するまでが大変で、最初は審査員コースの内容をスムーズに理解することに苦労しました。ただ、規格について勉強を進めるなかで、これまで自分がやってきた仕事の意味について知ることが出来ました

また、「AS 9100」の審査員コースと「ISO 9001」のトレーニングを同時受講していたので混乱してしまうなど苦しいこともありましたが、それらを乗り越えて審査員資格を取得できたのは良い経験となっています。その経験は、今後の業務でも活かされると思います。

SUPERVISOR
   
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(英国規格協会 BSIの日本法人)
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引用元:BSIグループジャパン株式会社公式HP
https://www.bsigroup.com/ja-JP/about-bsi/careers/

       

創業120年の歴史と実績を持つ国家規格協会「BSI」の日本法人である「BSIグループジャパン株式会社」(以下BSIジャパン)マネジメントシステム審査登録、医療機器認証サービス、ISO規格を中心とした研修・トレーニングなど幅広いサービスを提供しています。
BSIジャパンの社員は全員中途で、20から60代と幅広い年齢の方がこれまでのキャリアを活かして活躍しています。ISO審査員の資格がなくても、関連業界・関連分野での専門知識・一定期間の業務経験があれば、入社後の審査員を目指すことが可能。そのサポート体制も充実しています。